将来に投資する

将来に投資する

昔を懐かしむ、懐古主義

年配の人から「昔はよかった」という話をよく聞きます。

勉強して学校の成績をよくし、いい学校へ入り、いい会社に就職します。
無難につとめれば「未来は計算できた」時代があります。

修行してインターンを経て理容室を持てば、やっていけた時代、年々料金を上げていけた時代があります。

シャッターを開ければお客様が入ってきて、ベンチで数人もお客様が待つ時代がありました。

この時代現在は大きく違います。
同じやり方をしていたら競争に負け、お客様は離れていきます。


投資しかない

競争に勝ち、客数を増やすには投資しかありません。

何をどのように投資するかが問題です。

多くの会社がリストラや経費の大幅な節減をしています。
しかし節減するだけでなく、節減して得た金を投資して売上拡大を図っています。

将来に投資しない会社や人間は、成長が期待できず不安定になります。


何に投資するか

お客様はヘアスタイルだけを望んでいるのではありません。
じぶんを高めるための投資をしてお客様を満足させます。

広く物を見る知識を得る勉強のための投資をしなければ、お客様の知識に遅れてしまいます。

店を発展させるための投資。
店舗改装ではなく、お客様が望むメニュー、お客様を満足させるシステムの勉強をしましょう。

看板やポスター、販促資料、たえず新しく動きのある、活動している店のイメージを作ることがたいせつ。

きれいで清潔な店でも、お客様が重苦しく感じたり、落ち着かないディスプレイ、いつ行っても同じ雰囲気ではあきられてしまうし印象が薄い。
お客様に新鮮さ、サプライズを感じさせる努力をしましょう。


投資の意味、目的

うちはこじんまりした店だからあまり投資はできない。

これは、何かするときによく聞かれる言葉ですが、投資の意味をはき違えています。

投資とは「新しいことを成功させる、成功の確率が高い投資、投資額」で、それを回収する計画を立て実行することです。

たとえば成功させるには50万円必要とします。
それを40万円でやったら成功率は80%になるのではなく、40%以下の成功率しか望めなくなり、回収は大きく遅れます。

成功させるために投資するなら、確実性の高い投資をして、それをできるだけ短い期間に回収できる無理のない計画を立てること。
お客様は「小さな店だから」とは思ってくれません。
やるなら思い切った投資、成功の確率が高い投資が必要です。

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